このブログでは広い意味で「投資」をテーマにして、サラリーマンが会社とプライベートともに人生を充実させていくアイデアを紹介したいと思っているが…
そもそも「投資」とは何だろうか? という根本的な疑問が湧いてこないだろうか?
「投資」と聞けば、株式や為替(FX)、不動産などの投資を思い浮かべる人も多いだろう。最近では、仮想通貨なんてのもホットな話題になっている。
たぶん Google検索でこのブログにやってきた人のほとんどは、そちらの「投資」目当てでコンテンツを探していた人ではないだろうか。
そうした金融系投資や不動産投資とは別に、「自己投資」について考える人たちもいるだろう。たぶん、コーチングとか成功哲学みたいな自己啓発系のトピックに興味があって、今の自分に満足せず、もっと成長したいと思っている人たちだ。
このブログでは、そうしたトピックもかなりの比重で取り上げていくつもりでいる。私自身が、金融系投資も自己投資もどちらも興味があるし、どちらの分野も調査したり実際に試してみるのに、それなりの「投資」をしてきたからだ。
私は、金融とか不動産の投資も、自分自身の器を広げるとかスキルを身につける目的の自分への投資も、本質的には似たようなものだと思っている。つまり…
私にとっては、「投資」というのは、自分自身のリソース、たとえば資金・時間・労力などを何かの対象に費やして、将来的にもっと大きなリターンを期待することだ。
投資をおこなう上では、ROI(Return On Investment: 投資回収率)を抜きにして語ることはできない。
「こっちの銘柄でなくて、別のに投資していれば、5万円が50万円になっていたのに…」
「株式なんかじゃなくて、ビットコインを買ってれば、今頃、億万長者になってたかも」
「一生懸命、勉強して資格を取ったのに、結局ただの便利屋あつかいか。こんなことなら、勉強する代わりに部長につきあって毎晩残業して、呑みにつきあってた方がよかった」
「結婚した途端に、手のひらを返したみたいに態度が変わりやがった。人のことをATMみたいにしか思ってないのか? 二股でつきあってたXXちゃんと結婚したあいつは幸せそうで、仕事にも身が入るみたいだ。ああ、こんなことなら、性格のいいXXちゃんと結婚していればよかった…」
このように、何かに投資をすることは、そのウラで別の機会を損失ことにつながることも多い。それでも、私たちは目の前に現れたいくつかのチャンスからひとつを選び、それに身を任せることになる。
選択しなかったチャンスが大化けした時には、もちろん後悔することになる。ときには、選択が大きな失敗につながって、金銭面や人間関係あるいは人生そのものの大きな損失につながることもある。
場合によっては、何も選択しない方がいいこともあるだろう。それは現状を把握した上での、きちんとした判断だ。
ただし…
- いろんな情報をキャッチする術を身につけていないために、目の前に現れたチャンスにそもそも気づかない
- 目の前にチャンスが来ても、興味があるし、ホントは手も出したいのに、ビビってしまって見過ごしてしまう
というのは次元が違う問題だ。
1) の場合は、情報入手スキルとかリテラシー、あるいは人脈構築とか交流関係の問題だし、2) の場合はマインドの問題だ。
人生は、目の前に現れたチャンスをどう活かすかで決まる。そもそもチャンスに気づけないとか、チャンスのリスクを評価して手を出すか出さないかを自分で判断できない、ということなら、それは克服した方がいいだろう。
このブログでは、私が実際におこなった、あるいは現在進行形でおこなっている金融系投資や、シミュレーションして結局あきらめた投資の事例などを紹介するつもりだ。それらを読んでいただければ、きっと、チャンスについての情報を入手するスキルとか、リスクを評価して手を出すか出さないかを判断するためのヒントが手に入ると思う。
金融系の投資か、自分の生き方かに限らず、より大きなリターンを求めるために、未知数の障害を承知で冒険する判断をしたことがない人は、リスクを必要以上に恐れる傾向にある。
手堅く生きることはもちろん、大切なことだと思うが、そのために自分が本当にしたいことがあってもガマンしながら生きていくのでは、人生がつまらなくなってしまう。
人生は「自分が何者で、何を求めているのかを探求する旅」だと思っている… あらためて書くと、ちょっと恥ずかしいが(笑)。
そのためには、時にはリスクを承知で、未知の挑戦をしなければならない場面も出てくるはずだ。
そうしたときに、必要以上に失敗を恐れたり、見逃したりすることなく、自分なりにそのチャンスとリスクを評価したり判断したりして、自分なりに納得のいく行動ができるようになった方がいいと思う。
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